交通事故に限らずトラブルを起こしてしまった時、何よりも一番大切かつ必要なことはケガ人の救護です。警察への連絡や私たち保険会社への連絡はその後にとるべき行動といえます。
本来であればケガ人の応急処置が必要となりますが、それは医療関係者やある一定の専門の職に就いている方でなければ難しいことであると存じます。
そのため、実務的には声を掛けて意識があれば本人の身体の状態を聞き、意識が無いようであれば119番通報を行いながら目視でケガ人の状況を報告するといった行動が妥当です。
119番通報時には住所や付近の状況を報告するのと同時に、ケガ人への処置方法等のアドバイスを聞くことになりますので、そちらに従って行動してください。
”頭が真っ白になって、何もできずにケガ人を死亡させてしまった”では後悔だけで終わらなくなります。万が一の際には、まずケガ人の救護が最優先であることだけは心の片隅においておくことをお勧め致します。